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   リングス代表の前田日明がプロデュースする不良の大会「アウトサイダー」で非凡な才能を発揮し、前田代表から「名伯楽の所で育てればコイツは世界ラン カークラスになると思う」と素質を認められたのが、”濱の勇二”高垣勇二。横浜ギャング連合の黒石高大と同じく、キャラクター性、実力も十分。”アウトサ イダーの顔”となりつつある高垣とは、一体何者!? 

■ファイターのほか、バー経営、服飾の仕事と多方面で活躍中

――アウトサイダー出場の動機から教えて下さい。

「横浜で世話になっている先輩が『面白い格闘技のイベントがあるんだけど、お前、アウ トサイダー出ない?』と言ってきて、それに出るかどうか1時間ぐらい考えていた。その先輩がわざわざリングス事務所にまで行って『横浜のこういう面白いや つがいるんだけど』と紹介してオレが出ることになったんだよね」

――その先輩はどういった方なんですか?

「オレが15~16歳のときから世話になっていて、横浜の山下にいって車ぶっ壊したりしてたね。あと毎日食い逃げしてた(笑)。お店に十人ぐらいで行って喰うだけ食って走って逃げるの。そういうのを一緒にやっていた人なんだ(笑)」

――……。ちなみに喧嘩はよくやっていたんですか?

「中学校のときは隣の学校の下の年代のやつらと喧嘩していた。同じ年のやつとはやっていなかった。あとは鶴亀の暴走族がいて、そいつの女に電話したら『誰だよ、そいつ?』とか言うから実際に会ってぶっ飛ばして帰ってきたよ」

「有名というか……オレ一匹狼みたいなもんだからどこでも一人でいっちゃうもん。中学校に悪いやつがいないから、他校で悪いやつとつるんでいた感じだね」

――アウトサイダー出場に向けて何か練習はしていたんですか?

「練習という練習はしなかった。一回ロデオスタイルに寝技を教わりに行っただけで、後 はスポーツジムのルネッサンスいって筋トレだけ。とりあえず殴るとか動いたりは出来るからさ。昔、空手、キック、ボクシングと色々とやってるの、オレ。 ・・・

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